大人になっても残したい感動の絵本
若いお母さんが お子さんに絵本の読み聞かせをしているのは
とても 嬉しく思います
仕事を持ちながらの 子育ては大変だと思いますが
それでも 一生懸命に 愛情を注いでいるのがわかって 応援したくなります
我が家は息子が生まれて4ヶ月の頃 絵本の読み聞かせをしたら
その 反応の良さに 驚きました
赤ちゃんでも じっと 聞いています
嬉しくて たくさんの 絵本を 読み聞かせしました
1歳くらいからでしょうか 毎晩寝る前に 絵本を持ってくるようになりました
3歳頃には 毎晩10冊の読み聞かせを小学校に上がるまで 続けました
読みきらないうちに 親子で寝てしまったこともありましたが・・・
休日は 図書館か本屋に 行くことが多く
家の本棚は 2つ 1つは 絵本でいっぱいでした
この本を買ったのは幼稚園の頃だったと思います
「わすれられないおくりもの」
息子は この本を図書館で選んできました
私は 読み聞かせをすすめるうち 涙が止まらなくなりました
なぜかというと 母がその時 当時不治の病だと言われていた
病気に かかっていることが わかったばかりだったからです
「おかあさん おかあさん!」息子は 驚いたような顔で
なんども 小さな手で涙を 拭いてくれた記憶があります
この本は 買って 手元に置いておきたい
きっと この本に救われる時がくると 思いました
人の死は 悲しいけれど ずっと悲しまなくてもいいんだよ
と 教えてくれます
そして 私も アナグマのように 生きたい
アナグマのように 歳を重ねていきたい と思わせてくれました
読むたびに 感動する 絵本 です
母は その後新薬のおかげで 諦めていた病気が 完治しました
伯父は亡くなりましたが たくさんの わすれられないおくりものを
いただき 今の私のこころに 深く残っています
息子は 26歳になりましたが
ずっと 我が家に置いておきたい絵本です