丁寧に料理をしよう
そら豆のスープ
とっても 優しくて ふわっと 春のにおい
そんなスープを 作りました
母が 畑から そら豆を どっさり
今年は 上出来ね
スープにすると おいしいわよ
そら豆が 大好きな 家族に 作ります
さやから 出すのも 楽しんで
軽く 茹でたら 薄皮を そっと 剥きます
翡翠色って いうんですね
野菜は 美しい
新玉ねぎも オリーブオイルで炒めれば
透き通って 柔らかくなって 美しい
そら豆も 炒めて
おいしくなあれ
ほんとに おいしくなるんですよ
ちゃんと 聞いています
ブレンダーに残った 翡翠色スープは
きれいに ヘラで お鍋に 移します
最後まで きれいに
アツアツだけど 優しいスープは
なぜ こんなに しあわせに してくれるんだろう
おやつも 作りました
おはぎ
この前は ありがとう
素敵な 小箱を 作ってくれた伯父へ
和菓子の好きな 父へ
甘くないおはぎが 大好きになった 母と伯母へ
おはぎ
好きです
あずきを 炊いている あいだじゅう
なんだか 懐かしい
おだんごは 小さく あんこは たっぷり
あずきの 味が好きだから 甘みは ごく少し
半分 いただきました
切り戻しした ローズ・ゼラニウムを愛でながら
キュンと 胸の奥深いところで
甘く せつなく 香ります
そして 夕ごはんの 時間
ゆうべは 先に ひとり
豚のしょうが焼き
この頃は 少し早めに
キャンドルを 灯しています
食事が終わる頃 夕日が見たくて
明かりは キャンドルだけです
りんごと 玉ねぎのすりおろしを 入れたソースを
塩麹で 漬けた お肉にからめます
すごく 弱火で ゆっくり 焼くと おいしい
一口 いただいたら お箸置きに お箸を戻して
30回 噛んで 食事の ありがたさを 味わう
納豆は 木のスプーンで 混ぜると 混ぜやすい
ぐるぐる 30回
父のスプーンは 大活躍
5月は できるだけ 時間をゆっくり 過ごそう
この 爽やかな いち日を 満喫するために
たまには 丁寧に 料理をしよう
おいしい料理は 作っている時も
おいしい